ボストン日記より④ [Boston]
この頃になると紅葉がはじまります。赤・黄・緑が一枚の葉っぱの中に現われるのはこの地域独特のものとのこと。この中にはありませんね~。残念ながらこの後も見かけることはなく…
2002年10月31日(木)晴れ
今日で10月が終わる。
あっという間だ、信じられない。
今日はESLで先生が部屋を真っ暗にして、怖い話をしてくれた。
ハロウィンだからだ。
ねずみや蜘蛛が教室にいた。
町にも変装した人が何人かいた。
初めてのハロウィンだ。
銀行で日本円一万円をドルに換える。
75ドルくらいにしかならなかった。
帰りに“寿屋”とコンビニに寄って買い物。
夕食はシューマイ、ダイコン煮、白菜とコンビーフ炒め、冷奴、みそ汁。
8:00からは相方が「ツインピークス」をみている。
今夜はハロウィンの関係でテレビでは怖い映画しかやっていない。
明日はお休み。ゆっくりとしよう。週末は寒くなるみたい。
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すっかり日本でもお馴染みになりました。少し早いですがハロウィンの季節です。一ヶ月前くらいから町はハロウィン一色です。スーパーに行けばかわいいかぼちゃのグッズやおばけかぼちゃがたくさん店頭に並びます。31日当日は子供たちが夕方“トリックオアトリート♪トリックオアトリート♪”といいながら町を歩き、ハロウィンの飾り付けのしてある家でお菓子をもらいます。大人も魔女の姿をしたりフェイスペインティングをした人たちが普通に町を歩いています。変装グッズもあちらこちらに売っています。
日記の中に“寿屋”とありますが日本の食材を売っているお店です。野菜・お魚・お肉・乾物・雑誌と何でも揃っています。冷凍食品も充実しています。日本のテレビドラマ(時代劇やトレンディドラマ<←コレって死語?>など)をビデオ化して貸し出したりもしています。時々こういう店で日本の味を買い求めます。お米や味噌や油揚げもここで買っていました。ただ日本で買うよりも約二割り増しなので時々行くようにしていました。アメリカ人やアジアンにも人気です。
相方の友達夫婦三組でハロウィンパーティーをしたときに作ったものです。それぞれの奥さんが作ったのですが、最終的にはそれぞれの旦那に顔が似ている…ということになりました。真ん中がぽんこ作「なまこ先生かぼちゃ」です。
明かりを灯したところ。どぉ?怖い?
なまこ先生かなり汚れています。折角なので一緒に撮影です。この後、カボチャのなまこ先生はみるみるしわしわになりそれはそれは恐ろし~い姿に…(>_<)
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そろそろ相方が戻ってきます。また時々季節に合わせてボストン日記アップしたいと思います(^_^)
ボストン日記より② [Boston]
2002年10月5日(土)あつい
今日は大変な日だった。
車を買うために11:00ころ家をでる。
Water Townのトヨタまで。
目当てのRAV4を紹介してもらい、赤いものに試乗する。
ぽんこ初の左ハンドル&右側通行。
緊張していたわりには乗り始めると楽しくなった。
そして案外自然に右側通行にも慣れた。
隣にディーラーのおっちゃん、後部座席に相方が乗る。
英語で二人でなにやらしゃべっていたがぽんこは運転に集中。
まっすぐかまがるかだけを確かめながら進む。
車の調子と車との相性がよさそうなので、高かったがこれにした。
なんと20,000ドル!!
どひゃー破産だー!!!
しかし1年半後の帰国の際には高く売って帰るつもりなので大事に運転するぞ。
夕食はサーモンのパン粉まき、サラダ、白菜炒め、みそ汁。
明日は楽しみなオペラ。
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折角アメリカに住んでいるのだから週末にはあっちこっち出かけたい、買物にも便利、ということで車を購入しました。アメリカは中古車が主流のようでそれもかなりいいお値段で売っています。もちろん高く引き取ってくれるので差し引きがレンタルしたような感じになるのでは…と買っちゃいました。ガソリン代は日本の半分。高速道路も無料(時々都心では1ドル払わなくちゃいけないようなところもある)。どこまでも走っていけます。
車に乗っていると、日本と違う道路のしくみがみつかります。赤信号でも“NO TURN ON RED”と書いてなければ安全の確認とともに右折できる交差点がある…とか、スクールバスが道路上に止まって生徒が下車しているサインが光っている時は追い越しをしてはいけないし、対向車の車もそこで停車しなければなりません。これはとっても安全な仕組みですよね。それに片側二車線のとっても広い道路でも横断歩道に人がいたら手を挙げなくても車が勝手に止まってくれます。「えぇ?なんでこんなにみんな止まってくれるの?」と最初は驚きました。運転自体はみんな結構いいかげん(すんません)なのですがとっても余裕で親切なのです。縦列駐車の時は他人の車に当てながら駐車する…なんてこともしょっちゅう見かけましたよ~(^_^;)
免許を取るのもとっても簡単。ペーパーテストは日本語で受けられるし(○×問題で10問程度)、技術の試験は隣に警察のおっちゃんが一人同乗し、1~2分路上を走っただけでパス!!日本人はほとんどが一発合格らしいです。アメリカには教習所というものが存在しないので(たぶん)、みんな我流で助手席に親や友人に乗ってもらって練習するみたいです。
愛しのRAV子にすりすり
これは国道です。とっても広くて運転しやすいです。日本での高速は怖くて運転したことなかったのですが、アメリカにはトンネルもなく5車線くらいの広いところもあるのでラクラク運転できました(^_^)
秋の景色です。
ボストン日記より① [Boston]
ここに二冊のノートがあります。2002年9月から一年半ほど相方の仕事の都合でアメリカのボストンに滞在する機会がありました。その時つけていた日記です。三日坊主になりがちなぽんこにもかかわらず一日も欠かすことなくつけ続けました(パチパチ)。朝何時に起きて…から始まり夕飯は何を食べた…就寝何時…というようなふつーの日記です。ときどき絵をまぜながら…
字がきたないぞ(^_^;)
昨日から相方が一週間ほどボストンに出張に行っているのでそれを記念して相方の無事の帰国を祈念して、少しだけ日記の中身をブログに残してみようと思います。よろしかったらおつきあいください。
2002年9月1日(日)晴れ
今日からボストンのアパートでの生活が始まった。
午前にホテルからタクシーに乗り、荷物4つとともにアパートへ。
すごく重い荷物を相方が3階の部屋まで持って上がる。
へとへとになっていたのでぽんこが近所のコンビニへジュースを買いに行く。
お金が足りなくてまけてもらった。
その後、前住人のOさん一家に部屋のことをいろいろ聞く。
その上、午後はスーパーへの買い出しにも連れて行ってくれることに。
すごく感謝しています。
初めての土地で何もわからないのでそういう親切には頭が下がります。
バスの乗り方もだいぶ覚えたよ。
77番のバスでマサチューセッツアヴェニューをいきます。
ハーバードまでもいけます。
帰宅後夕食。
野菜炒めとごはんとみそ汁。
トーフもあった。
4つの荷物を片づけて就寝。
なまこの背中に竹炭がついて黒くなっちゃった。
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なつかしの第一日目の日記です(^_^)ボストン市街から地下鉄に乗りハーバードへ。そこからバスで15分くらいの“アーリントン”という町に住んでいました。6月から8月にかけてがベストシーズン。空気もカラリとして太陽も心地よい。夏の夜は8時くらいまで明るい時期もあります。日本でいうと北海道の旭川が同じような気温だと思います。夏は最高気温30℃くらい、冬になると最低気温でマイナス15℃という時もありました。気候が厳しい分だけ土地の人たちはあたたかく親切が身に染みるとってもすてきなところです。
アパートから10分くらい歩いていくと“スパイポンド”という池があります。“ポンド”というものの湖サイズです。こういう池はあっちこっちにあります。ポンドを一周して楽しむ人もたくさんいます。時々お昼寝をしに…お弁当をもってランチに…ただのお散歩しに…と通っていました。冬になると池は凍ります。その上で小さな子供達はスケートをして遊びます。(ぽんこが乗って歩いても大丈夫だったよ)
天気のよい日
ニルスの不思議な旅のよう
相方昼寝中。つっつかないでね。